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2010.01/29(Fri)

新戦艦高千穂~戦前のラノベ架空戦記

 祖父の遺品の本の一つです。戦前の少年倶楽部に連載された小説です。本自体は、昭和40年代の復刻版ですが。

 北極に眠る、炭鉱・金鉱は豊富な秘境島を領有すべく、日本、A国、B国の艦隊が出撃。主人公の寛少年は、帆船「北斗丸」の少年給仕として参加し、かつて北極に消えたという祖父の手掛かりを探す…。
 という話です。
 
 この話の、もう一つの主役ともいうべき日本の新戦艦「高千穂」ですが。かの「レッドサン・ブラッククロス」に出てくる戦艦「高千穂」のモチーフと言われています。
 高千穂01
 挿絵やスペックを見ると、むしろフランスの計画戦艦「アルザス」急に驚くほど似ているような。日本艦ばなれした、40㎝4連装砲や艦橋が目を引きます。
 また、水上機を16機搭載し、特殊な95式カタパルトで着艦可能というユニークな特徴もあります。垂直装甲が充実してたり、作中の解説にジェーン海軍年鑑が引用されたり、中々に凝ってます。
 それもそのはずで、作者の平田晋作氏は、今で言う軍事評論家に近い方だったようです。なので、連載当時の新型艦、「ダンケルク」級とかを参考にしたのでしょう。

 本自体は、戦前特有の大東亜思想ともいうべき点はありますが、挿絵も豊富だは、戦艦同士の砲撃戦に、主人公とヒロインが乗る航空機の活躍と、楽しいものです。
 そう、この小説には少女パイロットが登場するんです。北極行きを禁じられたら、陸上機で「高千穂」を追いかけ、眼前で不時着。救助させて無理やりついて行くような、豪快なお嬢さんです。
 高千穂03
 戦前のラノベとでもいうべき本だと思います。

 あ、A国の戦艦はコロラド級。B国の戦艦は、ガングート級じゃ弱すぎると思われたのか、ネヴァタ級に似た艦になってました。また、ノーチラス級に似た大型潜水艦がA国艦として出演しとります。
 高千穂02
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Comment

今のラノベも昔のラノベもそこまで変わらないみたいですね(笑
それが良いのか悪いのかは分かりませんが。
鶴木 | 2010.01.29(金) 22:33 | URL | コメント編集

●あ、これ読んだ

まいど!
これいいですよね~。平田さんの話は科学小説チックで非常に面白いです。吉岡平の「北海の堕天使」とかもこれのオマージュですよね。ちなみにレジンで「高千穂」は出てたりします。高くて手が出ませんでしたが^^;
特殊カタパルトで地味に航空戦艦だったり(笑)好みのフネです。

佐藤御大の方は金剛代艦案と合体? しかも役割はPOW^^;
いい本をお持ちです。大事に後世に伝えましょう。絶版ですからね^^
ツンドラッヘ | 2010.01.31(日) 01:21 | URL | コメント編集

 >鶴木さん
 今も昔も、若年層が求めるものは爽快感のあるエンターテイメントということなのでしょうね。

 >ツンドラッヘさん
 まさか、こんな絶版本まで読んでいるとは。どこまで読んでる本がかぶっているのか(笑
 
 >レジンで「高千穂」
 RSBC、新戦艦どちらでしょうか。RSBCの「高千穂」のキットなら知っているのですが、新戦艦の方なら、是非とも一度見てみたいです。中々に面白いスタイルの艦ですから。

 >佐藤御大の方
 4連装と2連装の混載の主砲からして、POWを彷彿とさせますよね。あのエピソードは「フリードリヒ・デァ・グロッセ」の首脳陣が実に魅力的で、お気に入りだったりします。H級は、是非とも一度作りたいものです。
 
夜想亭 | 2010.01.31(日) 22:32 | URL | コメント編集

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