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2008.07/15(Tue)

ボーイ・ミーツ・ガールin日露戦争

晴れた空にくじら 浮船乗りと少女 (GA文庫)
クジラ

 この本は、秋葉原の某書泉の架空戦記コーナーにありました。
 航空戦艦やら零戦が並ぶ中に、黒衣の少女の表紙。店員が間違えたか、話題作「とある飛空士の追憶」みたいな話かなあ?と思って手に取ると。
 今回のタイトル通りの「ボーイ・ミーツ・ガールin日露戦争」でした。

 成層圏に生息する浮鯨を捕獲する、飛行船みたいな捕鯨船「浮船」があるだけで、あとはまんま日露戦争の明治37年が舞台です。
 ロシアの哨戒鯨に、家族を殺され捕鯨船を壊された少女が、復讐のために輸送船の留守番をしている主人公の元にくる所から始まる冒険譚。冒険と戦闘を通し、徐々に絆を深める2人も面白いのですが。


 とにかく、設定がよく出来ています。
 浮船というのは、この不思議な生物「浮鯨」の体内器官の「浮珠」を使って浮く飛行船なのですが、当然高価です。ゆえに、日本軍は助成金を出す代わりに、有事の際は徴用する制度で民間船を整備しているのです。…コレって、史実の特設艦船の制度のままです。正規の軍艦なるぬ軍鯨に「鹿島」「香取」の艦名もあるように、よく調べています。
 魚雷ならぬ、鳥雷という大物喰いが出来る兵装もあります。
 また、航行や射撃の描写も丁寧な上に説得力があります。
 

 今回のラストで、日本の航空戦力が壊滅し、(弾着観測が出来ないので)旅順のロシア艦隊への砲撃が困難になったと明かされます。唯一の航空戦力となった主人公達の活躍が楽しみです。

 ちなみに、主人公達の船の唯一の武装たる捕鯨砲。作中にもある通り、普通の野砲クラスと砲尾は変わりません。写真は船の科学館の「75ミリ捕鯨砲」。口径からして、まんま野砲です。
捕鯨砲.
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